☆アート☆

疲労感が重りの様に身体に確かな負荷を感じさせる今日・・・。
そんな自分に鞭を打つように、否、笑顔をもたらす為にか・・・
ホットケーキなんか焼いたりして（笑）その後、映画を見た。

映画館に行って見たい映画も多々あるけども、金銭的な厳しさ否めず
専ら家で済ませてしまう俺。今日は事務所で勧められた邦画、
「父と暮らせば」をじっくり見たよ。勉強勉強！って目的もありつつね☆

広島への原爆投下から３年後、現地に生きるある女性の話なんだけども
人間の究極の心理ってやつかな・・・
まあ堅苦しくなっちゃうから砕いて簡潔に話すけど、
本当の意味での悲劇は決して終わらないこういう人達の苦しみである。
っていうそんなメッセージを全体から強く感じる作品だったよ。

俺達はどう足掻いたって戦争の名残なんか感じようがねぇ時代に生まれて
何もかもが当たり前に与えられる世の中を今歩いてるけどさ。
本当に考えさせられるよね・・・。どんな言葉にしても俺なんかが
言えば安っぽくなっちまう程の重たい何かを考えさせられる。

歴史的事実からの教訓、それを題材にしたアート。

エンターテイメント性の強い話題作やらそういうものに
魅力を感じるのは俺もだし、当たり前だけども
たまにね。だらけそうになる自分への戒めに
こういう映画を見るのも良いと思うよ。

人はどうしても楽な方を選びたがるからね。
それが悪い！っていうんじゃなくて、自ら苦難を歩むなんて
普通の神経じゃストレスしか得られねぇもんだしさ。当たり前。
でもそれだけじゃ渡っていけないのが理想を持って歩くって事だからさ。
理想を持ちながらもそれとは違う方向へ無理矢理に連れて行かれた
戦時中の人々・・・そういう人の話は本当に戒めになります。

俺も自分の表現する音楽作品なり、今後言葉にしていくであろう言葉、
芸能活動で織り成すアートと呼べるもので
そういう何かが作れたらと本気で思ってます。
小さかろうと、大きかろうと、誰かが何かを感じてくれる。
そういうアーティストでありたいと思う。

これからも色々とそういう映画を見たいね☆楽しみながら。感じながら。