俺の声・・・

今日の稽古は深かった・・・。
俺にとっては初めて歌の師匠に出会った時のような衝撃があったんだ。
１８の頃、師匠に出会った俺。

「あなたが１８年間歌だと思ってきた歌声を捨てなさい。」

その言葉で俺の人生が変わった。
死ぬほど悩んで、死ぬほどもがいて、少しずつ真意がわかった。

そして、今日・・・

「演技に慣れてる。」

初心者と思わせたくないという俺の意地、そのままな言葉を受けつつ
今度はそれが仇になる様な言葉が俺に突きつけられたのだ。

「セリフに慣れすぎてるのかなぁ・・・自分の声に頼りすぎている。
良い声な事を自分で意識してるでしょ？もっと素直にしゃべりなさい。」

衝撃的！！！否、意味不明・・・。
慣れてる気もないし、良い声だとも思ってないし・・・
毎日心臓が飛び出そうなぐらい緊張してるし・・・
でも自信が溢れてるらしい・・・それが不自然に見えたりするらしい。
演技云々ではない様で・・・とにかく、声・・・
声か・・・う～ん・・・声、意識？

俺の事を今回の舞台へと引っ張ってくれた人に相談したところ

「凄くレベルの高い事だからね。本当に考えるべき！
　　　　　　超えたら本当にすごい事だから！！頑張りな。」

目が本当に語ってくれていた。俺を心配し、期待し、励ましていた。

正直、全然わかりません。まるで１８の頃にかけられた言葉の様に
ちんぷんかんぷんな言葉にしか思えないんだけども・・・
考えるだけの価値がある言葉なんだろうと・・・なんとなく勇んでます。
今は悩みの方が多いか（笑

ってか、俺の声ってどんなじゃ？？？
自分の声と向き合う生活が再びやってきた。

さあ！！！至上最大の素人！！！何処まで飛躍できるか！？
本番まで後、１ヶ月を切ってます！！！やるだけやるさ！！
今がとにかくやるべきときだから！！！