感涙の男達

俺が病に苦しみ音楽を泣く泣く辞め、俳優を始めた時から知り
歌えなくなった時の俺をも知り、歌えるようになった瞬間にも立ち合った。
親友と言う言葉は俺は滅多に使わない。
それぐらい感謝してるんだ。

「山さん☆カラオケ行こうや！」

酒飲んだら歌わない俺を知ってる奴で、
酒飲んでも歌えるようになった事実にマジ喜んでそう言ってくれた☆

カラオケ…お互いがお互いを想い歌う。
俺の歌にマジ涙し、俺も自分の戻ってきた深い感情に泣いた。

ありがとう。歌わせてくれてる俺の周りの全てにありがとうだ。
涙が止まらない二人の屈強な男は最後友情を誓い別れた。

「山さんは売れなきゃいかん！俺が売れたら山さん絶対推薦する！」

恥はかかさんから。堅い握手しながらそう言った。

最高の再会を果たし…飲酒状態の俺…帰る先は……


かおりちゃ～ん！朝、もし飲んだら…と言ってくれてたんだ…。
しかも何たる偶然か…親友んちから５キロぐらい☆
嬉しい偶然と嬉しい信頼、友情…。ありがとう。