テストか・・・

今年から始まった甥っ子との共同生活。
幼い子供への対応っつーのは、なかなか思い通りにはいかんもんだ。
当たり前だけどね（笑）俺もそうだったろうと思うしな。

幼少の記憶・・・まあ、勉強って言葉に縛られた！そんな人は多いはず。
そういう人もそうだろうけど・・・特に、まとも（？）っつーか
世間的に優等とは呼び難い生き方をしてきた俺の様な人間の場合・・・
小さな自分の身内に「勉強」を意識させるのは
結構な不自然、矛盾を感じずにはいれないんだわ・・・。

今考えても・・・学校で点数を競う「勉強」なんてものに
大した意味があったとは思えない。だけど、
甥っ子等に勉強を勧めずにはいられない・・・不思議なもんだけどね（笑

何故俺は勉強を勧めてしまっているのか・・・冷静に考える事がある。

俺はあの退屈な勉強ってものから何を学んだのか・・・
きっと自分の可能性を学んだんじゃねぇかな？
人によっては特定の勉強に入れ込み学者や勉学を役立てる
世界へ行くだろうし、俺はそういう勉学への興味が出なかった分、
美術や体育、音楽に魅力を感じていった。
そういう自分の色を学んだんだろうって今なら思える。

更にはテストに向けた勉強・・・
教師等や他生徒との集団生活の中で
責任や、礼儀、思い通りにならぬ厳しさやらを学んだんだろう。

無論！それを突然言い聞かせたところで小さなガキにわかる訳はない。
俺は思うんだ。上記の様な意味を自分なりに見つける為に
学校ってものに通って、勉強って言うものに
とりあえず勤しんでいくんだろうってね。
一般的に役に立つ勉強なんか小学校の６年間で終えるって何かで読んだ。
その後の６年か１０年は何の為？多分俺が感じてる様な事も
間違いではないんだろう・・・って思えるんだよな。

勉強に意味があるか無いか・・・それをガキの目で見極める為
勉強してみりゃーいい。

「つまらないとか意味が無い！って見極めるにゃまだまだ足りないぜ？」

甥っ子への説教で俺がよく使う言葉だ。

大体親や教師達が俺に言い聞かせてた「将来良い大学に入って・・・」
とは全然違う視点からの言葉だけど、何となく子供等に
伝わってる気がする。今じゃ宿題をしっかりやってくれてるし。