今週の１本！

山田洋次監督の「母べぇ」見たよ☆

主演は吉永小百合さん☆
俺の大好きな浅野忠信さん☆
名優だとめちゃくちゃ思っている鶴瓶さん☆











この映画は大前提が無くては見られない。

ただの戦争映画だと、ただのヒューマンドラマだと
見てしまうと絶対伝わらないと思う。
何故ならぜーーーーんぜん話的にはなんのこっちゃないからだ。

普通だから。











だから賛否両論凄いみたいだね。

「つまらない」「眠くなった」

そもそも人の普通の暮らしが
そうそうドラマチックなものになるはずもない。
その中でも山あり谷ありだから
振り返ってみたらドラマチックだったにすぎないんだ。

山田洋次監督が何を描きたかったのか良くわかる。
買いかぶりかもしれないけど・・・

当時の普通を描き、今の普通を見つめてほしかったに違いない。











豊富な食料、民主主義、柔軟な文化、
一番強く描かれていた

表現の自由。

今は全てが与えられ、全てが当たり前で、
だからこそ山田洋次監督は描きたかったんじゃないかな？
当たり前への警鐘として。

そう見ていたらホント、涙が溢れたよ。

我慢する小さな子供、権力に屈する大人。
暴走する国。流され迷う人々。

それが紙一重のところにあるんだという警鐘。

ちなみに、今回の浅野さんの役を見て・・・
ずーーーーっと昔に見て大好きだった浅野さんの主演作
Focus（フォーカス）を思い出したのは俺だけか？
あれも相当な名画よ☆浅野さんの役者としての相当な底力が
２０年ぐらい前の作品なのに感じられるよ。

さあ！！！天気も晴れて来たし☆掃除しよ掃除♪