イジメについて考える・・・。

去年一年を表す漢字一文字は「命」だった・・・。
色々と命と言うものを考えざるを得ない一年だったって事だ。
その大きな理由に「イジメ」が上げられてたのは知ってる人も多いかな。

おいおい・・・いきなりおもてぇ話だな・・・って思ったそこの貴方！
そう、いわねぇでくれや（笑）実はある映画を見てね・・・。
全然関係ない映画なんだけど・・・関係なくもねぇのかな・・・。
ある実話に基づいた映画で人種差別真っ只中のアメリカバージニア州で
起こった出来事を描いたものなんだ。

人種差別ってものに他の国に比べたらあまりにも疎い日本人。
その俺達じゃ想像も出来ねぇぐらいの差別が当時あったんだ。
そんな中で白人と黒人がその人種を飛び越え
同じ人間なのだと理解し合う光景・・・。間違いなく胸を打たれるよ。

俺はその映画を見ながら思ったんだ。
日本で今問題になってるイジメも一種の人種差別なんじゃねぇかなって。
虐める側の虐める原因は大体が大体「何かムカつく！」とか
理由でありそうで無い様なもんだ。それは恐らくその虐められる側の事を
理解できないからなんだと思うんだよな。
何であいつはＯＯなんだ？とか・・・その疑問が膨らみ、責めになり、
次第に集団性を帯びればイジメとなる・・・。
イジメの被害者にも加害者にもなった事あるからね。
何となくそうだったような気がするんだよな。
まあ、こういう事を１つの型にはめて考えたくないから
「こうだ！」って断言したくないけど・・・そうだとしたら・・・。

どうか考えて欲しいんだ。イジメの加害者の奴には
あいつを責めて誇れる程にあいつの事を知ってるか・・・
あいつを知ったらもしかしたらお前の今の親友以上に笑える奴かも。
ってね。そっちの方が誇れて大衆はそういう人間に集うものだ！

被害者にはあまり無理を言う訳にもいかないから
とにかく上記を考えてくれると信じて耐えて欲しい。
本当に出来るならば自己主張してみて欲しい。ただし！
これは俺が我武者羅な中でしただけで無理な場合もあるから
無理強いではなくね。試せるなら試してみたらいい。
間違えても自分を責めちゃいけない。被害者に落ち度がない事が大半だ！
自分は他人が理解出来ない特別な才能を持ってるのだと思って欲しい。

黒人達が白人に比べて色が黒い事を「どうだ！」って主張した様にね。
それをチョコレートとなじられようと関係ないと勇んだ様に・・・。
無理矢理なプラス思考だと惨めな気持ちを持たないで欲しい。
無理矢理かどうかはあくまで第三者を意識するから思っちまうんだ。
自分が納得すりゃそれで良いんだ☆

「タイタンズを忘れない」

この映画のタイトルです。
「命」を考えさせられるその大切さが「忘れ」られ始めてる今だから
「タイタンズ」を「忘れ」てはいけないんじゃないかって思うんだ。
否、タイタンズの選手が、コーチ陣が教えた事を
俺達は、今のガキ達も大人達も知らなきゃいけないんだ。きっと。