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言葉を音に!音を言葉に! 強い濁流で壊れてしまったピアノの中・・・ 俺が俺のままで俺の言葉を音に!
2024/11月

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チャリンコのお兄さんと別れてすぐ…原田のおっちゃんから電話。
「山田さんですか?」
と近付いてくるおじいちゃん☆
優しい顔で現れたおじいちゃんが原田のおっちゃんでした☆
しもふりママさんのお父さん(おじいちゃん)の弟さんと
一発でわかるぐらい似てる!
声も凄まじく似てると思ったけど顔が似てるよホント。

車でわざわざ迎えに来てくれた原田のおっちゃん☆
八戸港を見せてくれて自分が漁船団の手伝いで
日本中を回った話をしてくれた☆

流石詳しい!
「あの船は千葉からだ。あれは茨城。あれは…。」
と船の記号だけでわかっちゃうのがスゴい!
「私達の時代はもっと小さな船でね…」
ってスゴい楽しそうです☆俺も俺で勉強してます(笑)

帰りに一緒に買い物して帰宅。
突然お世話になる事になり…ホントに申し訳ないと挨拶。
おばちゃんは俺の荷物見ながら呆れ顔。
おっちゃんは気を遣って沢山動いてくれる。
ホント申し訳ない…ありがとうございます。

岡山から、更にはその親戚からも沢山の連絡が来ているらしく…
ホントありがたい…。
風呂に入らせてもらってあがると
「贈り物が来てるんだ。」
って、それは岡山から俺への贈り物だったし。
みんなの思いがホントにありがたくてジーンとしたよ。
みんな本当にありがとね。

おばちゃんは呆れながら心配して色々話を聞きつつ苦い顔をする。
おっちゃんは想像もつかないって笑う。
俺は岡山からのメッセージ。おじいちゃん(お兄さん)は元気だと伝え、
しもふりママさん(みどりちゃん)の旦那さんや孫さんを紹介する。

印刷して喜ぶおっちゃん☆
似てるなぁ。って笑うおばちゃん☆

ポストマンとしての役割を果たしたよ。

明日は迷惑がかからないうちに出ようと思ってたんだけど…
「急がないなら明日1日観光しなさい。」
って車貸すから何処へでもと言ってくれた。
自分が少し足が悪いからごめんね…と遠慮気味に。

そんな…。

甘えるべきか…少し悩む…でもな…
みんなの言葉を聞くなれば…と甘える事にした。

「今日は離れた山小屋に1人で寝たら良いよ。」

と今ひとり別荘にするつもりだったと言う山小屋にいます。
車乗って来たから本当に自由だし…
こんなに全てを任せてしまって良いのか?(笑)

明日は…よくわからないけど…とにかく流れます。

今日はバタバタだったけど明日は
しっかりおっちゃんやおばちゃんの写真とか撮ってきますからね☆

ちょい作曲しよ☆



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原田のおっちゃんは弟さんでした(笑)
ってな訳で連絡を取り待ち続けてます☆

さっきの出逢いに引き続き…八戸駅の前、
大きな荷物で降り立つお兄さんを発見☆
見ていると、おぉっ!?大きなバッグからチャリンコ☆
そんなスゴ技あるんじゃ!と思わず話し掛ける俺(笑)

北海道の札幌からシルバーウィークを利用し、
東北を回っているらしいお兄さん☆笑顔バリ爽やかです(^^)

バッグに入れればチャリンコは手荷物扱いらしいっす☆
これは勉強になった。

情報交換して、写真を撮り合って、お兄さんは一路十和田湖へ☆

気を付けてまたどっかで会いたいな☆
憧れる旅をしてる人です☆



座り込んで足を伸ばしていたら…
タクシーの運ちゃんのおばちゃんに話しかけられた☆
凄く優しい笑顔で「頑張ってね~☆」と声をかけてくれて
一度離れてはまた何度も来てくれた☆

「苫小牧に娘が行ってて、重なるのよ。」

って☆凄く良くしてくれた。
ありがとう(T_T)
出逢いに大小はない。ホントだ。感動。



誰かが助けてくれる…そう信じる。
歩き続けて5時間…☆

匂いを頼りに歩いて、一時間振りぐらいの青看板に出会った頃…
一台の軽が俺の真横に停まった。

就職してこっちにきたばかりだと言う女の子。
色んな悩み事が出来、ストレス解消にドライブ中だと言う☆

「特に宛ても無いんで八戸まで行きますよ☆」

とキラキラ笑顔で話してくれた。
約20キロ歩き…下田の町を目の前にし…足は疲労が痛みになる始末
そんな時でも決して卑下せず、前だけ見つめていたら
道は拓けるし、誰かしら助けてくれるんだ。

何気ない話で沢山笑ったりしながら、ジンジンする足を休めさせてもらう。

「楽しかったですよ。」

とお礼されちゃって…何だか照れくさいです(笑)
そして現在…青森県八戸の駅☆

ホントに助かりました。と感謝を告げ、見送られるより
見送りたい俺の意向を汲んでくれてバイバイした☆

「またどこかで☆」

そんな言葉が嬉しく染み入った。

さて…八戸駅☆岡山からのポストマン☆
清水家の友人でしもふり亭って言う焼き肉屋をやってるママさん☆
そのママさんのとこにいたおじいちゃんの弟さん(お兄さんだっけ?)に
おじいちゃんの写真を届けて元気を伝えてきます。
着いたら連絡して欲しいと言ってたその原田のおっちゃんに
今から連絡します☆



出発から4時間…

まだまだ歩いてます☆

しかし…普通の住宅街に入っちゃったぞ。
まさか…これは…

迷った?(笑)

とりあえず海の匂いのする方へ歩いてます( ̄∀ ̄)



あちぃ!(;`皿´)

こりゃなかなかの激やせ日和です。
歩き続けて約10キロ。十和田市街を外れました。
八戸まで後30キロぐらいらしい。
なーんだ☆道の駅の地図で見るよりだいぶ近い☆
とりあえず喉が渇いたからでけぇコインランドリーで雨宿りならね日宿り(笑)

ってか!暑すぎるざんしょ!

おはよ☆

いざ!青森最後の都市、八戸へ☆
日本一周にずーっと付き合ってきた相棒(靴)もボロボロ…。
わずか半年とは思えぬ味わいです(笑)

岡山から頼まれていてずーっと待たせてしまっていたポストマン☆
役目を遂に八戸で果たします☆



十和田の夜…マジ寒いっす(;`皿´)

こりゃまいった!
しかも作曲がしたくて街灯の下にテント張ったら
19時には消えんの(笑)笑うしかないや!
真っ暗で仕方なくマイルーム(トイレ)です。

作詞をする為の書斎(便器)です。

山田のおっちゃんにお礼の電話したら切り際に
「本当に無理をしないでね。」
って一番伝えたい事って感じで言われた。
これが嬉しい。だってさ確実に赤の他人ではなくなった証拠でしょ?
どうでも良い存在じゃないからこそ心配するんだもんさ(^^)

俺はそう考える。
だからありがとう。と素直に出る。



十和田湖から奥入瀬の道の駅まで速攻で…
みんなで見てまわり一緒の時間を名残惜しんだ。

「十和田市内までなら行くよ?良いの?」

と言う旦那さん。俺の腹は決まってた。

こうして別れが来た…出逢いの時のようにリンゴジュースをくれたりして
本当に最後の最後まで優しくしてくれた。
寂しいけど寂しいなんて言ってられない。
また新しい出逢いがあるから良いじゃん!ってそれは違う!
山田家やお姉さん、旦那さんとかみんなの代わりはいないからさ。
平気な別れは無いんだよね。

でも寂しいなんて言ってられない。それは相手もきっと一緒だから
また会おう!で良いんですよね☆

ありがとうございました。
沢山の優しさ、笑顔、話、全てが忘れられない宝物です(^^)
また来ます!必ず!

そして川の流れる公園がある道の駅。サッときゅうりを漬けて…
ギターでも弾こうかと考えてます☆



ブォーンと進み続け、山田家から70キロ。
初め、青森を歩いてる時はどう考えても遠い上に
山の中である十和田湖は諦めたんだよね。
でも山田のおっちゃん達との出会いでひょんな事で青森市に戻り
どうせ青森市に戻って来たなら見なきゃ!と
目指すのを決意した十和田湖。
でも過酷だぞ?とおっちゃんには止められたり色々で…。
縁が無いのか…と思った時もあったけど何かの縁か…サッと来れてしまった。

子ノ口(ねのくち)と言う奥入瀬渓流から一番近い十和田湖の入り口には
ルパン三世を体に付けたおっちゃんがいたり…なかなかうん…なかなか(笑)

でも十和田湖を一望出来る展望台に行った時は空気が止まったよ。
綺麗とか言うのは勿論…静かでさ…心まで静まる。
風も全く無く、巨大なカルデラ湖は大きな鏡になっていた。

「山田くんを歓迎してくれてるよ。」

この無風の風景に感激したお姉さん達にそう言われ俺もニヤニヤです。
知識を奮って沢山色んな話をしてくれる旦那さん☆
思い出話に華が咲くお姉さん☆
みんなで湖畔でご飯を食べ、
有名な乙女の像(かなりおばちゃんっぽいけどw)を見て
十和田神社で旅の良縁を願い、
おやつに秋田名物きりたんぽを頬張って
別れをどうするか…そんな話になった。

「私達は十和田市まで行くからもし良かったら一緒に。」

と選択を増やしてくれる旦那さん☆嬉しい…どうしよう…。

そして俺らしい判断で…(笑)

昨日おっちゃんが連れて降ろそうとしてくれた
奥入瀬の道の駅に連れて行ってください☆

と頼んだ☆



山道をグィーン進むと…有名な奥入瀬渓流にたどり着いた。
すぐ横を国道が通り、車からもバッチリ見える自然のパノラマだ。
勿論歩道もあり、その渓流のすぐ横を歩いて行けてしまう☆
マジ一度は必ず歩きに来たいと思う素晴らしいとこだった。

標高が1000メートルを超えていたさっきまでの道とは違って
400メートル程度の奥入瀬はまだ紅葉が始まっていない…。

また来る理由が出来たと言いつつも残念さは否めない。

本当にまたおいでよ☆

と言ってくれる。お姉さんにしても山田のおっちゃんにしても
本当に感謝を伝えるだけしか出来ない。ありがとう。

雲井の滝や銚子大滝を見てまわり…そして遂に十和田湖へ!



出発の朝☆
疲労からか…今朝4時に一度起きたのもあってかなり眠い…。
でもおっちゃんの仕事行く時間までには発たなきゃ!と無理矢理起きる。
仏壇に今度は本当にお世話になりましたの挨拶をし、
おっちゃん達に会わせてくれた感謝をする。

いつものように挨拶して、コーヒー、新聞。
ただ違うのは旅立ちの準備をしているという事。
記念写真を撮ったりしてたらあっという間に時間は来た…。
お姉さん達が来て昨日の珍道中を笑い、明るくバイバイ☆
また必ず来ますから!
と固く握手をして別れた。見送りが本当に重い…嬉しい。

お姉さんと旦那さんの車に乗り、今日は本当に出発と言うよりお出掛け☆
って感じで三人で走り出す。
「孫とお出掛けのじっちゃんばっちゃんだな。」
なんて笑ってくれるのが本当に嬉しかった。

十和田湖に行くってのを次の目的地にしていた
俺を十和田湖まで送ってくれると言うお姉さん達☆
「私達にとっても楽しいお出掛けだ。」
と言ってくれたので気が楽になり、ワイワイやったろうと遠慮が消えた☆

八甲田山の間を抜けて行く山道…☆昨日とはまた違う道を通っていく…☆
すると…紅葉が始まっていて思わず叫んだ!考えてみたら紅葉なんて
ちょっとの木々が色付いた光景しか見た事無かったんだ。
だからテレビや絵画の世界のような紅葉は生まれて初めて見た気がする。
まるで花が咲いているようで…綺麗としか言えず…溜め息しか出ない。
感激しまくる俺に合わせて車を停めたりしながら山道は
有名な奥入瀬渓流の方へどんどん行きます。



そしておっちゃんちから程近いレストランで先生同士の集まり☆
そこに顔を出す俺。
みんなの歓迎が嬉しくて素直に感謝する俺。
まずこんな事を承諾してくれたレストランのマスターやママさん達に。
呼んでくれた山田のおっちゃんのお姉さんの娘さんにも勿論。

しばらく経ちお店の店長さんが
「あちらのお客様が歌を待ってますので。」
と突然のリクエストでステージが作られ…歌うことに☆

歌ってる間、俺が何を見てるかと言うと
聞いてる人達をひとりひとりみる訳です。
先生方以外の俺の歌を待っててくれたお客さん達の表情や言葉、
先生方の聞いてる時の顔、凄まじく嬉しいもので、
これがすべき行動だったと実感したもんだった。

その後、歌い終わり帰って行くお客さん達にお礼し、
感動してくれた先生方のとこで更に歌い
盛り上がりに触発されたマスターがギターを持ち出し更に歌いまくり…
セッションしたりなんなりで結局0時近くまでワイワイし続けた。

先生同士の話の邪魔をしないようにと終始無言が多かったけど
本当にみんなの気持ち受け取りました。どうか何かしらで教育の現場に
いかしてもらえたらマジで嬉しいです。

帰宅を待っててくれた山田家のおっちゃんおばちゃんと飲み直し☆
明日は本当に別れだと実感しています。

優しいおっちゃんで始まった今日のバタバタ(笑)
明日は歩いて十和田湖を目指すつもりだった俺には何ともありがたい事に
おっちゃんのお姉さん夫婦さんが
「送ってあげたい」と
連絡をくれて…その言葉に甘えさせていただく事になりました。
本当に申し訳ない。有り難くもそんな気持ちで断りさえしてしまう。
でも本当にみんな良い人で嬉しそうに断りを一蹴する。

ありがとう…(T_T)

助けてもらった…その事実以外なにものでもない俺に
みんな何故か感謝を告げ、更に助けてくれる。

ありがたい…としか言えない日々を思い夜は更けていきます。
廊下には夕方キャッチボールをやったグローブセットが☆
なんかニヤニヤしてしまったよ…グローブも親子のようでさ☆

とりあえず明日☆おやすみ~☆



実は先生同士の集まりダメダメになったと連絡があり…
まだ昼も昼なんで旅立つかと言われ…旅立った訳です。

おっちゃんが十和田湖見たいなら十和田市までなら送るよって言ってくれて
十和田市に向けて別れの旅路…。

俺はすっかりリラックス状態で、突然の別れだし流されました文字通り。

山道…凄まじい山道…まあ今まで越えてきた道にもあったなと笑いながらも
おっちゃんが心配して送りたいと言ってくれた気持ちもわかったよ。

青森市内から十和田市の奥入瀬の道の駅まで60キロぐらい…。
何とも言えぬ別れの空気…車内に漂います。

するとおっちゃん…。

「明日青森から目指した方が良くないか?」

突然の言葉に俺は動揺…。

「え?もう一泊良いんですか?」

そりゃそうだ。しっかり別れの挨拶をおばちゃんとしたりして
形式的には別れる状態だもの(笑)

「良いんだ良いんだ!」

おっちゃんの言葉で一路青森市の山田家へ☆

「何か、子犬を捨てる時のような感じでさ。後ろ髪引かれてさぁ。」

二人で笑いながらもそんなことを話すおっちゃん☆
おばちゃんにどう説明すんのよ?って笑ってるアホ二人です☆

帰宅後「ただいま~☆」謎の俺登場に
おばちゃんも娘さんもソウタくんも驚くばかり
説明したら「優しいお父さんだ」ってので笑い話になり再びワイワイ(笑)

ソウタくんが寝た頃、おっちゃんは野球ボールを買ってきて
キャッチボールに誘う始末…完全に帰ってきて良かったぁ的な状況です(笑)

2人共にバリバリの野球少年だった頃を思いキャッチボール☆
すげー楽しかった☆
まあ衰えは否めないもののね思い出は濃いものだった。

ソウタくんの相手してワァワァ☆いつもの俺☆
子供は良いや☆
そして汗だくのおっちゃんと二度目の裸の付き合い温泉へ☆

そこでは俺のお嫁さんの話になり…(笑)
縁がないと嘆く俺にまたもや
「娘が離婚したら連絡する。」
と言う程…気に入ってくれたのが嬉しかった☆

そしてこれから…ダメになったはずの先生同士の集まりに行ってきます。
それもなかなか不思議な状況っしょ?(^^)



おはよ☆
体中が痛いっす…。
休めてる証拠だね。

コーヒーと新聞でリラックスタイム☆

ちなみにパジャマはおっちゃんの借りました(笑)



山田のおっちゃんちに泊まれるなんて期待もしてなかった俺。
用意されてた部屋で気が付いたら17時…爆睡してた。

休むと足の痛みが激しく感じ、皮の剥けた右足をかばった左足は特に酷く
もはや意識してはいけないのだと思った。忘れた~☆いたくな~い☆

さてリビングに行くと小さな赤ちゃん(ソウタくん)がいた☆
まだ生まれて1ヶ月って☆可愛い~☆(^^)俺にニヤリ笑ってくれたよ☆

幸せ一杯の山田のおっちゃんの娘さんもいて、おばちゃんと、
こないだ車で一緒だった山田のおっちゃんのお姉さん夫婦さんも来てくれて
文字通りの宴が始まった☆

憧れのマグロとビール☆
幸せだ…(T_T)
みんなが久しぶりの親戚みたいに接してくれる。
俺もワァワァ旅の話や色々なバカ話を沢山した。

爆笑し滅茶苦茶おどける山田のおっちゃん☆
冷静ながら多弁なお姉さんの旦那さん☆
ナイスなボケを見事にキメるお姉さん☆
呆れ半分、ツッコミ担当のおばちゃん☆
静かでおしとやかな娘さん☆

すげぇみんな暖かい☆
ソウタくんは当たり前に赤ん坊で、おっちゃんは酔いまくり赤ん坊になった(笑)

「もうちょい早く来ればうちの娘と…」

冗談でも最高の褒め言葉です。ありがとう☆気持ちだけ☆

そしてソウタくんスヤスヤの中、俺の願いおっちゃん達の願いでもあった
弾き語りをさせてもらう事に…
「まあまあまず一曲」

娘さんが帰るからとりあえずって事だったんだけど…
一曲歌うと空気が変わる。

二曲目に平凡や非凡では人は決まらないんだよって「ひとつだけ」を歌い
終わると驚く事にお姉さんや娘さんが泣いてる。
三曲目に北海道を周り人との結び付きや
地球の大きさを歌った「何処までも」を歌った。

「涙だけじゃ足んねえから鼻水出た!」

と山田のおっちゃん。嬉しい。みんなの喜ぶ顔が嬉しいじゃんさ☆
70歳を越える人から俺の親父の世代、更には俺と同世代がいる空間でも
俺の歌はしっかりと響いたんだ☆

「何かわかんねえけど泣いちまった。」

「それが響く歌って事だ。」

おっちゃんとお姉さんのやりとりも無性に嬉しかった☆

そこで盛り上がり、お姉さん夫婦の娘さんも呼び、聞かせる事に…
その娘さんは小学校の教員で旅の話の中で学校の先生をした話もしたから
おっちゃん達はそこに何かを期待してくれたみたいでした。

娘さんが来てからも数曲歌い…
もはやアルコールから昔の病が蘇りはしないと静かに確信したりした。

「軽い言葉になっちゃうけど感動した!」

って力強く言ってくれた娘さん。
みんなで立ちながら何やら作戦会議みたいになってます☆

俺は何も期待しないんだ。
期待はいつか欲になり、欲は視界を歪ませるからね。
ただあるのは感謝と喜びだけだわ。

その光景や話の内容(学校の先生に聞かせたい)に喜びながら
少し遠巻きな俺。本当に無理はいらないからね。そんな気持ちです。

「何か勿体無い!」

「共ちゃん(おっちゃん)がこんな楽しそうなの何年振りだろ?」

お姉さんの娘さんの言葉もすげぇ感激で…展開についていけない感じだ。

「ヨシアキ。ヨシアキ。」

いつしかおっちゃんは俺を名前で呼び、完全に家族になっちゃった(笑)

明日はその教職員の方々に会う予定があるらしく…それに是非!と…
一瞬にしてもう一泊が決まった。

寝る時には「ヨシアキ…もう何泊しても良いからね。」と
上機嫌なおっちゃん☆

嵐のような宴と展開は激しさを残さず去って行った。

本当にひょんなきっかけで知り合い、大間を1日でまわると言う奇跡を起こし、
だからこそこうしてまた会えた大きな奇跡に本当に感謝です。

今日も話の中に自然と出たけど、何か一瞬ズレたら逢ってない事実。
これを重く感じれる出逢いは本当に宝だな。ありがとう。
繋がってる全ての出逢いにありがとう。



作詞しながら待ち続ている最中…懐かしい佐賀弁をしゃべる
おじさんに出逢いワイワイガヤガヤ☆
夫婦でのんびり日本を見て回ってるんだって…憧れる。

お昼時になり…自販機に飲み物を買いに言った時、
後ろから突然のクラクション。
振り返ると手を振る山田のおっちゃん☆
青森市からわざわざ迎えに来たんです。

恵まれていた下北半島一周の話から旅に出た理由とか色々話し、
話はねぶた祭りに(謎)俺は五所川原の立ちねぷたしか見てないと話すと
すげぇ勢いで青森の本家ねぶたをお勧めしてくれた☆
青森の中でもそれぞれにやっぱりプライドがあるのかな(^^)
昔からのこだわりみたいなもんを強く感じた瞬間だった。

「ねぶた見に来な☆宿泊も無料だし。」

とすげぇ有り難い言葉もいただきました。

昼ご飯におっちゃんオススメの青森ラーメン(煮干しダシの醤油味)と
しょうが味噌のおでんをいただきました☆
サッパリした細麺にしっかりとあっさり醤油が絡むラーメン☆
そして斬新!しょうが味噌のおでん☆
全部バリ美味かった☆

それからおっちゃんと二人で温泉。疲れがドッと出てボロボロな俺に
笑いながら「出した方が良い」と喜ぶおっちゃん。ありがとうホント…。

今日はゆっくりうちに泊まって行って下さい。

って…家に行くと部屋も用意されていて…ホント突然なのに
感謝してもしつくせない程嬉しかった。
おっちゃんのご両親がいる仏壇に手を合わせお邪魔しますと告げる。

部屋に横になると足の痛みやダルさ…疲労感からの眠気に突然襲われた。
う~ん、動く力が出ない…。寝そうだ…。
突然の雨を見ながら我が幸運に目を閉じた。



涙が出る…。

昨日目指すとブログに書いた青森市内の山田さんが電話で

「今から横浜に行きますよ。」

と迎えに来てくれると言う…。有り得ない展開。

迷惑になりますから…って断ったよ…だけど

「マグロ注文して待ってるから」

って…(T_T)優しい…。

俺は幸せもんだ。本当に…みんなが助けてくれる。

千葉の実家や友人は勿論。東京埼玉の友人。
愛知の友人。岐阜の友人。三重の家族や友人。和歌山のおっちゃん達。
大阪の友人達。兵庫の友人。岡山の家族や友人達。
香川の友人。徳島の友人。高知の家族や友人達。
愛媛の家族。広島の友人。山口の友人。福岡の家族。大分の友人。
宮崎の家族。鹿児島の家族やおばちゃん。沖縄の家族や友人達。
熊本の家族や友人。佐賀の家族や友人達。長崎の家族や友人達。
島根のおっちゃんやおばちゃん。鳥取のサンドパルのみんなや友人達。
福井の東尋坊のみんな。石川の友人達。富山のおっちゃんやおばちゃん。
長野の家族。山梨の兄弟達。栃木のみんな。群馬の高校生や家族。
新潟の家族や友人達。山形の友人達。秋田の友人達。青森の家族。
北海道の家族、友人達。

書いても書ききれぬみんなの想いを風にして助けてもらってます☆
ありがとう。本当にありがとう。

山田さんが迎えに来ないうちに準備します。



雨が降りそうな空…気温の低さにマジ来るな。と予感し
歯磨きしながら決めました。

今日は1日作曲しま~☆
丁度頭の中に1曲あるからそいつを形にします☆

明日は山田さんちを目指し青森市へ☆
頭の中のおぼろげな地図で青森市から八戸市に行くのに
十和田湖を通れる気がするから諦めていた十和田湖を見てから八戸市に行きます。
まあ、天気次第なんだけども☆

そこはいつもの行き当たりばったりで(^^)

こっから1キロぐらいのとこに格安温泉があるみたいだから
そこにも行って見よっかな☆

とにかく…のんびりです(笑)

タバコ吸わない俺ですが…作詞とか考え込む時に何故か口元に手が行きます。
ペンを持ってると自然にこんな格好になるとです。



朝起きて昨日出逢った夫婦さん(名字が違うからカップルさんかも?)の
岩手県までの無事を知りホッとした。
改めて感謝をして、再会を願ったよ。

俺の隣にテントを張って寝ていた俊介くん…せかせかと動き出している。
おはようの挨拶をすると慌てて挨拶。余裕の無さが昔の自分と重なった。

旅の無事を祈ってるよ☆

沢山の人に俺が言われる言葉をかける。
安全の意味でもゆっくり周って欲しい。仕事を辞めて自分を変えたいと
旅に出た人だから☆

頑張れ俊介くん!

さて…俺は…のーんびりモーニングコーヒーにルンルンしながら空を見てます。
今日は雨がヤバい気がする…。
う~ん…

歯磨きして考えよう(笑)



道を聞いたコンビニで良い笑顔で教えてくれた定食屋に行き
大盛クラスの定食に驚き、この辺では普通ですって言う店員さんに
更に驚き定食屋を後にした。

再び3度目の道の駅、岩手県の盛岡市には寄りたいって話をしたら
その辺に住んでるから是非連絡して欲しいと再会を願ってくれて
それを約束して別れた。

あまりに嬉しくてニヤニヤが止まらない。
走り去る車を見送り、見えなくなってもしばらくニヤニヤしてたよ(笑)
本当にありがとうございました。

今日、途中で良い雰囲気の神社と書きましたが「八幡神社」で
旅の良縁を願ったのが効いたかなと…静かに実感しスタート地点の
芝生へ歩いて行きました。すると…

あ…俺が前の日テント張ったとこにもう(テントが)ある…。

少し意外に思いながらも階段を芝生の方に降りて行くと…
「こんばんわぁ☆」
下から張り切った声が☆勿論俺も…
「こんばんわぁ~!」だ(笑)

こうして出会った旅人「俊介くん」
実はバイクで日本一周を始めたばかりだと言う。しかも同い年!
話は無論盛り上がり…感激しまくりの俊介くんはビールをおごってくれて
俺はお礼に歌を歌い…何とも言えぬ1日の何とも言えぬ締め括り☆

毎日メールします!

それぐらい俺の話や歌から何かを感じてくれたみたいで
本当に嬉しかった☆
俊介くんの今後の長い旅が良くも悪くも充実したものになるように
願わずにはいられない。本当に良い出逢いの1日だった。

明日は思いのほか凄まじい速さでまわれた下北半島があるから…
行きに出会った山田さんのとこを目指し青森市に行こうと思います。
本当に楽しみにしてくれているらしいんで☆
それからいよいよ青森県八戸市へ☆
岡山県からの約束!ポストマンとしての使命果たします☆



最北の猿のいる脇野沢周辺…マジ山道です。
歩いていたらとゾッとする道を快適に飛ばせている幸運に感謝してます。
仏ヶ浦と言う有名な景勝地で三人でうわぁ☆と叫び、
ホントに日本を舐めていたと1人実感した。

夫婦さん達と旅で得た知識を話しながら気付いたんだけど…
ホント俺にとっては何気ないつもりでの話が、
実は博識と言われる程に感心を寄せるものになっていたようで驚いた。
確かに気付いてみたら雑学は半端ない広がりを持ってる気がする。

可愛らしい声とナイスなナビゲーションの奥さんに
優しい声と弾ける笑顔の旦那さんと博士的な俺。
そんな三人でワイワイの車内…そしてようやくの大間崎へ!

すげぇ港町。
山に囲まれた陸の孤島の様な町ですが…マグロで暮らしてるんか?
とにかく賑わってました。シルバーウィークもあるんだろうけど☆

マグロには高くて手は出せなかったものの…その分写真撮ったりして
やたら盛り上がり、本州最北端証明書を三人で受け取りその場に酔いしれた。

遥か遠くに函館が見える景色…。
ついこの間まで立っていた北海道の大地があそこにある…。
本当に感慨深い(T_T)
今まで歩んで来た道…沢山の出逢い…挫折、苦労…
全てがこの突端に来ると思い出されるんだ。
地面に描かれた日本地図とその突端達…後岩手県の本州最東端を残して
全てに立った自分自身に拍手を送る気持ちに本気でなった瞬間だった。

日本の最北端、宗谷岬に比べると波の穏やかな大間崎。
賑わいが妙に達成感を損なうもんだったりしたけど、
とにかく三人で感じ合えたものは本当に素晴らしいものだったよ☆

さて…駐車場に帰り、感謝を告げ別れを切り出すと二人から突然。
「むつを通って青森市まで行きますけど…。」
一緒に行きませんか?と誘いがあった。
本気で心配してくれている二人に本当に有り難さも感じながら…
マジで嬉しくて陸奥横浜まで送ってもらう事になりました。
一度降ろそうとした荷物をまた積み込み、お世話になりますと一礼し
今度は逆を通り一路、スタート地点を目指した。

別れがくれば次に襲うのは勿論不安で…それが先延ばしになった安心感で
さっき以上にマシンガントーク(笑)嬉しくてたまらなかった。

二人の邪魔にならないように…とか
色々気を遣ってた自分が小さく見えるような二人の大きさに感謝した。

そして今日のスタート地点、横浜の道の駅。
今度こそお別れだと…寄せ書きを沢山してもらい、握手をしてお別れ…
奥さんの方が涙を流して心配してくれて…
俺もそんな奥さんにマジで感動して…そんな瞬間!

「飯一緒にどうですか?」

といきなり旦那さん。
ん!?
孤独が嫌いな俺は旦那さんの意向に嬉しくて今日は贅沢したろ!って
そんな気で賛同すると
「さっきお金下ろしたから奢りますよ!」
と!

フオッ!

驚きと喜びで二度目の降ろした荷物の積み込み☆
お世話になります…とコンビニで道を聞いたりしながら定食屋へ☆



更新遅れました。と言うのも色々あって
スタート地点(陸奥横浜)に帰ってきたんです。

さかのぼって秋田の子と別れた後…。あれからしばらく歩きました。
二時間ぐらいかな?テーピングを諦め昼飯を求め、水を飲んでごまかし…。
二キロ先にスーパーがあるとわかった頃…。

後ろから突然。
「乗って行きませんか?」
と話しかけられた。見ると若い夫婦さん☆
行きたいとこを告げると…
「私達大間まで行きますけど行きますか?」と。
目指してるのはこの旅最後の難関になるであろう大間崎。
そこに行く人に出逢い…しかも一緒に行くことを承諾してくれるなんて…

奇跡☆

この連休を利用し東北の道の駅を巡ってると言う二人。
そのまま脇野沢と川内湖の道の駅にご一緒させてもらった☆
旅の話や、明らかに歩きじゃ死んでたんじゃないか?
ってのに笑ったりしながら過酷な道はひたすら大間に続いてる。



足の痛みも忘れる程にガタガタ道(笑)必死に越えて一時間。
途中すげぇ雰囲気の良い神社を見つけ、お参りをしたりして。
のんびりです☆すると…

対向車線からゆっくりやってくる小さな車☆
「乗っていきますか?」
と女の子がわざわざ戻ってきてくれた☆

むつに彼氏がいて丁度そこに向かう途中だと言う秋田の子☆
旅の話に終始「すごい!」の繰り返しでした☆
笑い話にも華咲いてあっという間のむつ。
もっと話せたら良かったのにってすげぇ名残惜しかった。

大間方面行くとき見かけたらまた乗せますよ☆と
何とも楽しみな言葉をもらい笑顔で別れた☆

さあ!むつ!どっち行ったら薬局あるかな?(笑)
テーピング欲しいとです(T_T)



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プロフィール
HN:
YOSHIAKI YAMADA
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/09/01
職業:
シンガーソングライター、冒険家、俳優
趣味:
新しい居場所探し、冒険、掃除、映画鑑賞、音楽鑑賞、酒
自己紹介:
「自分の為に人の為」

その言葉を2009年の
弾き語りしながら無一文での人生をかけた
日本一周の旅の終点で心の中に見つけ、
その真意を人に伝えています。

歌で、それこそトークで、
笑いと涙をお届けしながら活動中☆

時に講演、時にダンサー、時にボイストレーナー
時にシンガーソングライター・・・
その実態は・・・(笑)

HPにてブログほぼ毎日更新中!
更にはオリジナルの楽曲が
無料で聴けます☆

中国に伝わる神、蛟竜は・・・
雲雨を得ると無敵の力を発揮するという。
ならば雲雨を得られぬ時はどうしているのだろうか?
きっと、その手を伸ばしているのではなかろうか。
現状から脱する為にその手を伸ばしているだろう。

蛟竜が無敵の力を得る為に足掻くように
僕等も足掻いているのかも知れないよ?
未だ見ぬ安らぎ、夢、希望を求めて・・・。
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