真面目な話

今日は久しぶりにロケの無い平日☆
昼過ぎから事務所へ行き、ボイストレーニングをしてきました。

１８歳から歌を真面目に考え始め・・・色々あって俳優へと転向。
未だ癒えぬ病の傷もあり、歌に皆が思う以上に抵抗があったりする。
しかし逃げてばかりじゃ決して乗り越えられない！
って想いから今クールからボイストレーニングに思い切って参加した☆

ボイストレーニング参加、二回目の今日。
突然、トレーナーの先生から声をかけられた。

「推薦してあげるから発表会に出てみない？」

うちの事務所内でオーディション、合格した数組のみが参加出来、
マネージャーさんや事務所の社長さん皆見に来る発表会。
それに、推薦枠で参加出来るチャンスが与えられたんだ！！

しかし、歌についてはクソ真面目に色んな事を考えて生きてきただけに
今の俺が歌でそういう舞台に立つ事が中途半端な事なのではないか？
そう思うと素直に喜べなかった。

先生にレッスン終了後、真面目な話をしにいった。
俺の責任感がそうさせたのは言うまでも無い。
「俺は俳優志望である事」「歌に固執する気はもはや無い事」
「だから、俺以外の歌手志望の人こそ出るべきである事」
全て伝えた。

「俳優志望で歌も歌える！それをアピールする場でいいじゃない？」

何を心配していたのか・・・嬉しさがこみ上げた。
俺が思い切って今のレッスンを受けた目的と先生が言ってくれた事が
全く一緒で、嬉しくて仕方なかった。
「頑張って！山田君は良いもの持ってるから！」
勿論！やるからにはマジでやります！！
俳優、山田賢明アピールしてきます！！！

っつー事で、推薦枠で発表会に参加します。っていっても、
最終予選には出なきゃいけないみたいだけど・・・（笑

真面目な話・・・アートの世界は難しいです・・・。
創作が具体的になってくればくるほど
「自分らしく」「自分ではいけない」の狭間で戦う事になるから。