やるだけやるってこと！

強い水の流れに身を任せるよりも
「すぐ横の岸辺から森に出て、ゆっくりといかだを作れば良い！」
彼は俺にそう言った。
「その森にはいかだに適した木がないかもしれないよ？」
「探しに行くんだよ。」
「そんなに遠くでいかだを作ったって川辺に持って来れないかもよ？」
「・・・で、でも！このまま流れてたって辛いじゃないか！」
「その辛さが楽しさなんじゃねぇの？」
そして、俺は彼の理想から遠い場所へ流れて行った。

先日、ある知り合いから世間的に言う「おいしい話」をされた。
しかし、初めから偽りの上に重ねられた彼の理想は
俺まで届く事はなかった。魅力はあるが、誇れなかったんだ。

さてさて・・・時に人は思いもよらぬ方向へ進んでいく事がある。
それが例えば崖に向かっていようと、その時々一生懸命進んでいるなら
崖の際で何か満足のいく物を得るんじゃないか？景色？スリル？
それらを楽しむ人間がいるのは皆も知ってる通り。

やるだけやるってこと！俺は人生、それに尽きると思ってる。

それが自分にとって間違いないと思うなら本気でやれば良い。
本気のものを本気で人に勧めるなら本気で嘘偽り無く勧めればいい。
それが出来ない時点で俺には説得力って物が感じれなくなっちまうんだ。
そう思わない？本気なら何故、本気で語れないの？ってさ。

さて、話は変わりますが、俺が書いた脚本で芝居をやるかもしれません。
しかしながら、すげぇ身内で（笑）しかも５分弱のベリーショート。

でも友人が俺の本を読んでワクワクしてくれて、演じたいと思ってくれた
それが凄まじく嬉しくて、ここに報告すべき！と思えたんだよね☆
やるだけやるってこと！それに尽きる！
全てはそうなんだよ俺にとって。