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言葉を音に!音を言葉に! 強い濁流で壊れてしまったピアノの中・・・ 俺が俺のままで俺の言葉を音に!
2024/11月

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函館!

北海道!

出航っ!

ありがと~☆



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沖縄以来久しぶりのフェリーです☆

1ヶ月と8日前には青函トンネルで降り立った函館。
もはや後ろになった函館。更にその後ろにはあまりに広く、沢山の人や動物達が住む大地があり
世界三大夜景を見せてくれた函館山が目の前にあり、そこを間も無く抜け
懐かしいふるさとの本州へ向かうよ。

ありがとう北海道。

目に見えて成長させてもらった大きな地だった。

ありがとうみんな。

とは言え、これは終わりじゃなく始まりだから…

またね☆



チケット購入しました☆

後一時間半後には出発だぁ!

4時間近くの航海☆
25時間ぐらいかかった沖縄に比べたらなんと近い!

もう少しの北海道をしっかり見ておこう☆



12時のに乗ると決めたからひたすら待ってます。

「私は五大陸の最高峰に登ったけれど、高い山に登ったからすごいとか、
厳しい岩壁を登ったからえらい、という考え方にはなれない。」

たった今、読み終わった小説の締めの一文だ。

「どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も
深く心に残る登山がほんとうだと思う。」

同感だ。大小や優劣じゃないんよね。
人によって抱えてるものも、時間だって違うだろう。
俺の旅もよく
「あんたより凄い旅してる人いるよ」とか
「兄ちゃんには勝てないわ」とか言われたりする。
その度に返す言葉はつまりはこの小説の一文みたいな事。

誰かからの評価ではなく
その人がそこから何かを得たなら
俺の日本一周も小学生の職員室訪問も変わらんのよな。

旅人によって目的や姿勢が違う。
この著者の植村さんの様な感覚を得れてるってのは大きな旅の収穫だ。

さあ…青森を見つめ…うたた寝(笑)



晴れたぁ!

昨日の夜中は新曲をいち早く岡山の清水のおっちゃんおばちゃんに
電話で聞いてもらったり何だか充実でした☆
さあ!週の始まり月曜日☆
本州に帰るには最高の晴れだ!

12時のフェリーで青森に帰ります☆
今日はなんとそこに、五所川原でお世話になった川村のおっちゃんが
迎えにいくよ。って言ってくれたんです。待ってたよ。って☆

さあ!展開は止まらない。行くぞ!
飯ぃ~☆



今日は毎週恒例のラジオ放送。

根室の家族からも今日北海道一周おめでとうの電話があり、
聞きたいなぁって話があった福岡だけ限定のFMに毎週出てます。
ただ今日はさすがにビックリした。

いつものうっちーの話から…
「目の前に岡山のおっちゃんがいるよ」って。


はぁ!?


意味がわからん。パニック!

岡山から福岡までどれぐらいあると思ってんの!?
距離感は今の旅でかなりいかれとるとは言え…普通の感覚はまだあるよ。
だからかなりビックリだし、生放送中に涙を耐えれなかった。

放送もそんな流れでしっかりこなし…
今、リアルタイムな話、おっちゃんおばちゃんと電話したりして…
ワイワイやってます。

ホント…今日放送でも言ったけど
俺の旅って自分だけの旅のつもりで始めたけど…決してそうじゃなく
自分以外のとこで広がり、膨れ上がり、勿論自分もそこから何かを感じ、
何かを得ていく。

確実に自分本位だけなもんではないんだと実感したよ。
それは前からいってる事だけど今、ホント確信を持ってね。

ありがたい。みんなの行動や、言葉がホントにありがたいんだ。

そんな北海道最後の夜。歌いながら過ごすよ。みんなに届くように。

送られて来た写真がまた…(T_T)


旅に出て…みんなに出会って良かった(T_T)



例えば今日のように悪天候で動けない場合…
単純な頭で考え…エネルギーを使わないから飯はいらんと考える…。

何度も倒れそうになっているのにこれは変わらない。阿呆だと思えど変わらない。
ってか人間のくだらん燃費の悪さが変われば良いとさえ思う。

ってな訳で今日初めて口にしたのは安い第三のビールにチリポテト…。

弁当とかそんなもんより濃い何かが食べたかった…。
現代っ子なんだなぁ…って感じた瞬間です。

俺を偉大に見る人もいるし、素晴らしいと誉める人もいる。
その度に少し違和感を感じるんだ。
よく言う言葉だけど俺は普通だよ。
寂しがり屋で、妙に気遣いで、辛いのが嫌なホント普通の26歳だからさ。

つまり何を言いたいかと言えば…
自分には何もないとか自分はつまらん人間だとか…
それを口にするのは自己満足でしかなくてね、人間として生まれたからには
評価するのは自分な訳よ。どんな自分であれ…。

だから認めなさい。
弱い自分を。
情けない自分を。
くだらん自分を。
ダサい自分を。

それをどうにかしたい姿勢だけ忘れずにいなさい。
それが人間。
そうだよ。

俺が日本中を見て感じた人間らしい人の姿だよ。

いかん…まだ旅は続くのにホントまとめちゃいそうだ(-"-;)
まだすげぇ良い言葉は頭の中にあるけど…これは我慢…まだ旅の途中だからさ。

これを言っちまったらこれから先が固定され兼ねない…。
言わない…言わない…思わない。



北海道という大きな地を巡り
出会った沢山の人や景色。
そこで得た沢山の感情。

全てに感謝し、1曲作りました。
北海道の大地や海、空を思いながら、沢山の人を思い浮かべ書きました。


優しい昨日とは離れてくばかり
眩しい思い出はいつまでも僕を照らす

どこまでも広がる海は君と僕を分かつものではない
どこからか打ち寄せる波は君の香りを乗せて運ぶ


人生に必ずある出逢いと別れ、知り合えた事に感謝し、
思い出せる事に感謝しよう。そうすれば別れは悲しみだけにはならない。
知らぬ地を旅し、人の繋がりや結びつきの力を知り、隔たりの愚かさを知った。
繋がりは思い出と共に永遠だと歌うなら、隔たりについても考えたい。
最後に何度も繰り返す地球規模の歌詞は、そんな願いを込めて書いてみた☆


どこまでも広い地球は誰かが分けて良いものではない
どこからか聞こえる唄は海にも空、大地にも響いてる


地球はひとつ。空もひとつ。
隔たりは本来ないはず…歌声が自由に響くようにね。
人の結びつきも歌声のように国境や人種、性別や年齢を問わないもんだ。

北海道で見た隔たりの無い地平線。隔たりの無い水平線。

松山千春の歌が聞こえ続けた故に…なんかそんな歌詞になってるね(笑)



携帯の充電をしにフェリーターミナルに来ました☆

夏休みを過ぎたフェリーはガランガランで
ターミナルも半ば貸し切り状態です。

俺はそんな中、寝間着(ジャージ)でウロウロ…千葉にいる頃じゃ考えられん。
ある意味じゃ心臓に毛が生えたかも(笑)

どこでも寝れてしまうし、すげぇ根性。
ホント、見た目とかなんちゃら言ってられん。
コンセントを探すのもお手のものだ。
生きる知恵!

雨も止み、雲も切れ間が目立ちます。
明日は晴れるな☆足をしっかり休めとこ☆

遥か遠方にある小さなえんじ色の三角が見えますか?
あれが我が家です(笑)



北海道一周が俺をたくましくさせたんだろうが…
もはや内地に怖い場所なんか無くなった気がする☆
油断ではなく…。

と言う事でフェリーで直接行く事を思案してたんだけど…
この旅、最後の難関である青森の下北半島にある本州最北端。
大間岬に青森側から真っ向勝負してみようかな…ってフッと思ったんだ。

行きに青森の五所川原でお世話になった川村のおっちゃんにも会いたいし、
ブログを見てくれてるきょーへい君にも逢いに行けるだろうし、
青森市にフェリーで上陸します。

多分フェリー代は、青森の五所川原での弾き語りと
札幌での弾き語り分との余りで十分余裕あるはずだからね。

不可能は不可能と決めた時に初めて不可能になる。
おはよ☆
今日は予報通りの雨。

北海道最後の1日です。

やっぱりコーヒーで幕開け(笑)

曲作りでもして過ごすかな(^^)



北海道一周記念の夜は!

勿論こいつ!

しかし…もうすぐサッポロクラシックともお別れか…
寂しくなりますなぁ…(-"-;)

味わって飲みます。

うお~☆頑張った!俺!よくやった☆
ルネッサーンス!o(`▽´)o



雨が止むか止まぬか…見ながらの携帯充電…。
ぶっちゃけ降りまくり。もう松前で終わりかなぁと…
その間、沢山の人に励ましの言葉をもらった。有り難く本当に力になった☆

充電を終え…妙に諦め切れぬ気持ちで空を見上げる。
すると予報を覆し、曇り空が薄くなっていく。

これは!

と多少の不安を感じながら歩き出す。信じれば救われる☆
「ついてるついてる」と歌いながら歩く…すると…
道の駅から約1キロぐらいかなぁ…。
今雨降ったらここに…とか色々考えながら歩いている俺の前方に
ゆっくりと一台の車が停まった☆

乗せてもらい行きたいとこ(すぐ隣町)を告げるとすぐに
「え?そこまでで良いの?」
と物足りなさげな一言。聞くと函館の手前の町まで行くんだって☆

うお~☆じゃあ行くとこまで☆とテンション上げ上げな俺。
こうして宛ての無いウォーキングから
すっ飛んでどこかまで行ける事になった。
まず雨降りそうな空から解放されたのが嬉しいし、本当に救いの神だ☆

新聞記者をしていると言う大高さんとの車の中での話はまた不思議だった。
大学生時代に旅をしたと言う大高さん、
今の職就いた理由や色々を聞いてると凄まじく自分とリンクして
嬉しくて自分探しで得たものや、俺の今後を話し、相談してた。
そこで得たものは本当に参考になるものだったし、
運命的なものを感じずにはいられない。信じられんぐらいの必然性だ。
北海道一周を終え、北海道を去る近くになり、雨が止み、
いつもなら不安定な天気に動かない俺が動き
同じ感性や大きな経験を話し合える人に出会えた事。凄まじいわ…。

話してるうちに本当に無理をしてまで俺を函館まで連れてきてくれて
もはや感謝しつくせないものがある。
そんな時に大高さんの口から出た「恩は他の誰かに返せば良い」って言葉に
この旅何度目かの同じ言葉への驚きを感じる。

恩の橋渡しだ。

本当にすげぇや…学んだ。学びが確信に変わるよ。有り難い。

函館港に着き…大高さんとの別れ…。
本当に呆気ない程サラッと…理由は簡単。俺がいつも言うような事を
今日は彼が言ってくれた。

「また逢うから挨拶は軽く。」

素晴らしいね。また逢えるよ間違いなく(^^)
互いが望んでれば死が分かつまで☆
ありがとう。
北海道最後の締めくくりみたいな出逢いだった☆

雨は遂に降らず…でも明日雨みたいだから、1日函館で歌でも作って
明後日、内地に帰ります(予定)

しかし…北海道去るとなったらなったで無性に寂しい…。
これは内地の各県より海を挟んでる分強いんだ…。
四国、九州、沖縄の様に…何だか感慨深い夜になりそうです。



降ろしてもらったスーパーで声をかけてくれたおばあちゃん達☆
ひとりずつからひとつずつ缶コーヒーをいただき…感無量のまま旅立った。
痛む足を動かし歩き歩き歩き続けて数キロ。

対向車線から俺の後ろに入り込んだ車からおばちゃんが
「ヒッチハイクですか?」
と声をかけてくれた。わざわざ戻ってきてくれたんだ。それは明らかだった。
お礼を言い続けてしまう俺に「いいよ」と声をかけてくれる。良い人だ☆

買い物帰りらしいおばちゃん。
「どこまで行きたいの?」

暇だからどこまででも行くよ☆って凄く有り難い言葉。考えてもみなかった。
一度、おばちゃんの家に寄り、荷物を置いて…
トウモロコシをわざわざ蒸して来てくれた。嬉しい…。

おばちゃんが送れるとこまでと言うなんとも有り難いドライブが始まった。

途中、お昼ご飯に蕎麦を食べさせてくれたり…道程に話した沢山の話は
初対面という隔たりを超えて深く、妙な共感を持って盛り上がった。

自分探しの旅をしている俺、無一文や地図無しなど
周りの反対云々より信じた道を行った。
それに対し沢山の世間の目より自分らしく生きる事を選んだおばちゃん。

本当に影響し合えたのが嬉しかった。

「勇気をもらったよ。」

俺もですよ。自信をもらった。
気が付けば難所と思われた日本海側の小さな町々を越え
松前と言う函館までもう少しなとこまで来てます。
そこの道の駅で別れが来た。寂しさは変わりもせず俺を襲い…
淡々とこなす出発の準備が切ない。
写真は無理だったけど、沢山の思い出が刻まれてるから大丈夫。
本当にありがとうございました。
また連絡します☆大した用事なくたって(笑)

さて…松前…どうしよっかな…。とりあえず携帯充電しながら考えよう。



大成の道の駅から歩き出し、数分…
遥か前方でかなり悩み悩み停まりかけている車を発見!
走って近寄りたいけど…足の裏が痛くて…とりあえず早歩き(笑)

こうして出会ったおばちゃん☆本当に迷っていたらしい…(笑)
近所の友人からの声もあったし、停まりたい…けど…う~ん。って。
そんな葛藤をぶっ飛ばし乗せてくれたおばちゃん☆本当に感謝です。

大成に家があると言うおばちゃん…でも買い物や用事で遠出が普通。
乙部なんか普通に行く距離なんだって(約40キロ)都会じゃ考えられん。

途中で奇岩の沢山ある海岸をゆっくり見せてくれたりして…
親子熊岩にはビックリ!そのままじゃん☆みたいなね(^^)

色々な話を聞き、話しながらの道程はあっと言う間で…有り難くもあり
寂しくもあり…

「今度北海道きたら是非うちにも☆」

なんて…冗談っぽかったけど、俺は本気で行きますよ?(笑)
こうして着いた乙部の町☆
日暮れまではまだまだある。
やるぞ!行くぞ!(^^)



「迎えに行くよ☆」

約束の時間ぴったりにおっちゃんがやってきた☆

「寂しくなかったかぃ?」

俺のあまりのイキイキさに驚いてる様子のおっちゃん。
俺より余程過酷な事してるんだな…と感慨深げです。

下の国道まで送ってあげるよ。って話だったのに…
盛り上がりまくりで…
「大成まで行っちゃおう。良いかぃ?」
とノリノリで道の駅まで連れてきてくれた☆

「道の駅かぁ…初めてみるよ。」

と何だか世界が広がったってニヤニヤしてます☆
俺の荷物をもってはこれは無理だ!と感心して
純粋で好奇心が強い少年のようなおっちゃんでした☆

ありがとう!本当に助かりました!これで今日はとことん歩ける!

北海道の南西海岸はかなり寂れまくりで…
道の駅もかなり小さい…。
何もない空間、何もないのが貴重な都会育ちな俺には
全てが新鮮で全てが観光地☆

いざ行くぞ!



いや~清々しい目覚め☆
床と壁、屋根があるだけで半袖で寝れちゃうこの違い…。
素晴らしいです。

「四畳半は今の俺には豪邸。」

なんて良く言うけど、ここはまさに四畳半☆快適です。

朝のお決まりの伸び~をして、畑でミニトマトを5ついただきました☆
昨日の残りのトウモロコシ食べて、コーヒー飲んだらバッチリです☆

おっちゃん本当にありがとう。
疲れが少し吹っ飛びました~☆
今日も歩くぞ~( ̄∀ ̄)



歯磨きしに外に出てビックリ!

北海道…後半にして最大の夜空を見ました。
星が落ちてきそうってのはこういうのを言うんだな。
星座は知らんけど…こりゃ夜空に絵を見た人達の気持ちが良くわかるわ。

星が撮れるカメラは高いんかなぁ…(-"-;)
いつかこういうのを家族で見に来たいよな☆

地球に生まれて良かったぁ~!

これ名言だな(笑)
ろうそくの火で読書。

コーヒー沸かしてさ。

外は真の暗闇、月明かりが如何に明るいかわかる…。

眠くなったら寝よう…おやすみ~☆



さっきの道の駅からすぐ外…いや…しかし車が一台も通ってない…
でも本当の奇跡が起きた☆

道に立って車が来ないか見つめてすぐ!
一台目にやってきた車からおっちゃんが…
「どうかしましたか?」
と話し掛けてくれた。
せたな方面へ乗せてくれないかと聞くと快く了解してくれた☆

こうしてかなりの距離を前に進む事が出来た上…景色に感激していた俺に
自分の大好きな景色を見せてくれた☆

せたなの市街が見えてきた頃…
「今日はうちに泊まりなさい」って突然の誘い。

驚き戸惑う俺に
「物置と熊の出るらしい山小屋どっちがいい?」
と既に展開を始めるおっちゃん☆熊の出る!?なんじゃそりゃ。

こうしてその部落で唯一のガスと風呂の無い家に住む
おっちゃんにお世話になる事になりました。
さっきの2択で迷わず山小屋を選んだ俺。
熊ちゃんってか牛だらけの綺麗な山だったからさ☆

山小屋はガス、水道、電気がなく…あるのは親父の実家で見た薪ストーブだけ☆
これで湯を沸かし飯を作るんだそうな☆俺の普段よりマシ(笑)

畑にあるもん好きに使え☆

と笑顔のおっちゃんに甘え、さっきトウモロコシを5本もらいました。
めちゃくちゃ見晴らしが良く…夕日に吸い込まれそうだ。

自慢の山小屋に千葉の兄ちゃんを泊める事にすげぇ満足げなおっちゃん☆
俺は俺で本当に感謝感激!貴重な体験だ!とハシャいでます☆
おっちゃんは自分の家に帰り、俺は山にひとり。
逞しいおっちゃんの暮らしを体験させていただきます。
ありがとうございます☆

真っ暗とは言え…テントより明るく…不自由はない…
俺も逞しくなったもんだ。

昔の人はこうやっていたんだなぁ。そう思えば決して苦ではない。



歩いて歩いて…ビョーンと寿都の道の駅☆
途中で漁師の方に自分から話し掛けた以外は全く人気がないままでした…。
まあ日本海の荒波を見てはニヤニヤしてたからさほど苦でもないんだけど…

そして…道の駅から少し出た国道沿い対向車線から
「島牧まで乗りますか?」と話し掛けてくれたおばちゃん☆
うお~☆わざわざ引き返してくれたようで…申し訳なかった。

島牧に丁度帰るとこだと言うおばちゃん。
中学生の子供さんがいて島牧のその中学恒例の40キロ遠足が明日あるとか…
40って!すげぇや…今の俺がやったらトドメだな(笑

あまりに綺麗な景色…水平線にリアクション取りすぎて
自己紹介も中途半端でまいった…。あっと言う間に島牧に着き…
道の駅で降ろしてもらった☆

もっと色々話すべきだったか…なんて降りて別れてから押し寄せる。
もっと知ってもらいたかったけど…なかなか短時間では伝えきれないもんだ…。

本当に助かりましたよ。
ありがとうございました☆
26歳住所不定無職…
だけどそんじょそこらの若者より誇りを持って生きてます☆

別れた道の駅…シャレにならんぐらい小さな何もないとこです…
まだ日暮れにゃ時間あるし…まだ行けるか☆



さあ!今日も行くぜ!
とばかりに突き進み海沿いに出て、鮭釣りを見かける☆
丁度釣れてたから話し掛けて写真を撮らせてもらったよ☆

ぶぃーんと歩いていると、トラックがすぐ目の前を横切り、その後ろの
大きなワゴンがクラクション☆俺の前に停まった。

まさか!と話し掛けると
「寿都の手前までなら。」
と申し訳なさそうな顔で乗せてくれた☆

奥さんの墓参りに函館まで行くと言うおっちゃん。
奥さんを無くし、独りである事の寂しさをよくわかったと言っていた。
俺は旅に出て独りでは生きてはいけないとよくわかった。
だから凄く共感し合えて話があったよ。

「いつも独りだからもし札幌に来る事があったらおいで。」

ってめちゃくちゃ嬉しい言葉…。
日本海側をまわる俺のルートは通らないから少し残念だったけど
逢えたことに素敵な縁を感じる。

「寿都に温泉とかありますか?」

と聞く俺にあるある!と詳しく教えてくれたりして…
マジでありがたかった。

寿都手前のバス停で感謝を告げて再会を約束して別れた…。

散歩中の園児にワイワイと話しかけられたりして寿都の洗礼を受けていると(笑)
遥か前方からバックで逆走する見覚えのある車…

あ!おっちゃんだ!

走って行くと、お風呂まで連れてってやる!って…
わざわざ戻ってきてくれたんだ!

再びお世話になり、お風呂でお別れ。本当にありがとうございました。

俺の存在じゃ奥さんの代わりにはならないだろうけど…
少し楽しみなもんのひとつになれたら嬉しいな。

さて…念願の風呂です。

足腰の痛みはもはや寝るだけじゃ治らず…温泉なら!と願ったけど…結果、

すげぇ~☆やっぱ温泉だわ☆

バッチリ軽くなった☆

さあ!本当なら動きたくないけど…幸先良いし動かにゃ損損☆



おはよ☆

うっしゃ!気合い十分!
出来つつある曲にちょいと歌詞をつけながら
飯食って行きま~(^O^)

昨日のトンネルでまぶたを虫に刺されたんだけど…

痒いぃっ!



歩き続けて…約30キロ☆
神恵内の人達は穏やかです。
85歳のおじいちゃんは海苔を干す為のすだれみたいなもんを
昔ながらの製法で作ってたりして。
何だか良い感じです。

かなりの勢いで足がぶっ壊れそうで…フラフラフラフラ歩いていると
対向車線からハザードを付けて近付いてくる車☆
運転席から顔を出したおばちゃんが笑顔で乗せてくれた☆

名古屋から来たと言うおばちゃん☆
ひとり旅を満喫中に俺を見かけて
長年の夢だったバックパッカーを拾うってのを叶えようと
引きき返して来たんだそうな☆
乗せてもらった途端にコーラを買ってくれて更には
余市で買ったと言うちょっと変わった梨をくれた☆

ジンジンと痛む足を休ませてくれるだけでありがたいのに…
気遣いが文字通り骨身に沁みた…。
これから苫小牧に行くらしく…丁度分岐になる岩内の道の駅でお別れ。

夢を叶えれた瞬間に関係者として関われた上…
車通りの全くない日本海側をギューンと進ませてもらえた…
有り難い…本当に嬉しいです。

ありがとうございました。

もっとゆーっくり話せたら良かったのに…って心残りだけど
また会えるかな…本当に感謝してます。

さて…昨日とは打って変わって、明るいうちにテント☆嬉し過ぎる!
流石に昨日今日と頑張った足と綺麗好きな性格が風呂に入りたがってるから、
交番に突っ走って銭湯を探した。

「ないよ。」

と…素晴らしく呆気ない結果に呆然となりながら…交番の人と話す。

「これから日本海側をまわるんです。」

「あぁ…これからより一層なんもないぞ…。」

弱気にグサッと刺さる素晴らしい情報です…。
何もない…でも行くんだ決めたから☆って覚悟したよ☆

もらった梨を食べつつ…今日はいつもの安いビール(第三のやつ)を飲もう。
疲れた体にゃこいつが一番なんだ☆

たった今…沖縄の父さんから電話があった…。
「千葉に帰ったらみんなで何か送るから。」
頑張るんだよ~!って本当に心配そうな声で忙しい人なのに…わざわざ…(T_T)
ダメだって…涙が出る…。
ありがとう…。

ブログを見れないみんなには酷な程電源切ってますが…
繋がってるよ。俺は忘れてないよ。だから…忘れないでね。



まだ歩いてます(笑)
ついには神恵内(かもえない)に入りました☆
小さな村です☆

途中、神恵内の入り口らへんで
植物園のおっちゃんに昼飯(バナナ)とコーヒーをもらいました☆
すげぇ距離歩いてるから待ってたんだって☆

天の恵みだぁ~☆と貪りつく俺☆
本当にありがたい☆

天気は良好だし、風がないぶん昨日より楽だ☆
相も変わらず車は通らないけど
景色が最高だから飽きないわ☆

想像力をかき立てる海。あまりに広い…人が把握出来ない海。
未知の生き物や、世界がまだまだこの中にはあるんよね☆



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プロフィール
HN:
YOSHIAKI YAMADA
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/09/01
職業:
シンガーソングライター、冒険家、俳優
趣味:
新しい居場所探し、冒険、掃除、映画鑑賞、音楽鑑賞、酒
自己紹介:
「自分の為に人の為」

その言葉を2009年の
弾き語りしながら無一文での人生をかけた
日本一周の旅の終点で心の中に見つけ、
その真意を人に伝えています。

歌で、それこそトークで、
笑いと涙をお届けしながら活動中☆

時に講演、時にダンサー、時にボイストレーナー
時にシンガーソングライター・・・
その実態は・・・(笑)

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中国に伝わる神、蛟竜は・・・
雲雨を得ると無敵の力を発揮するという。
ならば雲雨を得られぬ時はどうしているのだろうか?
きっと、その手を伸ばしているのではなかろうか。
現状から脱する為にその手を伸ばしているだろう。

蛟竜が無敵の力を得る為に足掻くように
僕等も足掻いているのかも知れないよ?
未だ見ぬ安らぎ、夢、希望を求めて・・・。
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